ペット似顔絵・イラスト作成の前に!3つの作成法の特徴と選び方ガイド

手描き、アプリ・ソフト、デジタルアートの3つの特徴を比較

「うちの子のかわいい似顔絵を作りたい!」

ペットを飼っている方なら誰もが思うことでしょう。でも、いざペットの似顔絵やイラストを作ろうと思っても、どんな種類があるのか、どれを選べばいいのか迷ってしまいます。

 ここでは、ペットイラスト作りの特徴を比較し、それぞれのメリット・デメリット、をプロが解説します。

ペットの似顔絵作成方法

ペットの似顔絵・イラストの作成方法は、大きく分けて以下の3つの種類があります。

  1. 手書き
  2. アプリ・ソフト
  3. デジタルアート(デジタル化と手書き)

 

1. 手書き

イラストレーターが、あなたのペットの写真を元に、手描きで似顔絵・イラストを作成します。

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メリット

  • イラストレータの感性に手作り感のある個性の表現が可能手作り感のある個性の表現が可能。世界に一つだけのオリジナル作品になります。
  • イラストレータと直接、背景やポーズ、服装など、細かな部分を付け加えてもらえることが出来ます。

デメリット

  • 詳細を書いてもらうと制作時間がかかるため、どうしても価格が高くなってしまいます。基本料金の範囲内では、毛並みなどの細部まで描き込むことが難しい場合があります。
  • 一点一点丁寧に制作するため、完成までに時間がかかる場合があります。
  • 一度完成した作品への修正や変更は、難しい場合があり、別途料金が発生する可能性があります。
  • イラストレーターの主観的な解釈が入るため、仕上がりが自分のイメージと異なる場合があります。
  • 完成した作品は紙媒体で、デジタル化にはスキャンが必要です。サイズ変更や解像度の調整は自分でしなければいけません。

2. アプリ・ソフト

スマートフォンやパソコンのアプリ・ソフトを使って、自分でペットの似顔絵・イラストを作成します。

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メリット

  • アプリやソフトは安価なものが多く、気軽にペットの似顔絵作成を試すことができます。
  • シンプルな操作で、短時間で似顔絵を作成できます。ちょっとした空き時間や移動中でも気軽に楽しめます。
  • 手軽にSNSなどで共有できる: 作成した似顔絵は、デジタルデータとして簡単に保存・共有できます。
  • 多くのアプリやソフトでは、背景やフレーム、アクセサリーなどを自由に選んでカスタマイズできます。

     

デメリット

  • 表現力やカスタマイズ性に限界があるため、手書きのような繊細なタッチや、複雑なデザイン、細かい修正は難しい場合があります。
  • 画質のクオリティが低い場合が多く、アプリやソフトでは、解像度が低く、大型写真やポスターにすると粗くなってしまう場合があります。
  • 思い通りの作品を作るには時間がかかる場合があります。シンプルな操作で手軽に作成できる一方で、こだわって細かく調整しようとすると、時間がかかる場合があります。
  • アプリやソフトの操作に慣れる必要があるため、 初めてアプリやソフトを使う場合は、操作方法を覚えるまでに時間がかかる場合があります。

3. デジタルアート

デジタル化ソフトで写真から下絵ドラフトを作成し、デザイナーがパソコン上に手書きで修正や加筆を行うことで、高品質で詳細な似顔絵・イラストを作成します。

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メリット

  • 希望に合った似顔絵イラストを作成してくれるように、作成前の要望の受け入れや、ドラフト作成後の修正希望をかなえてくれます。
  • 毛並みなどの細かい部分まで仕上げてくれ、手書きよりも実物に近い高品質な仕上がりでありながら、手書きよりもリーズナブルな価格で提供されます。
  •  デジタル化と手書きの工程を組み合わせることで、制作時間を短縮し、短納期で納品されます。
  • 写真やファイルでの納品が可能です。デジタルデータは、サイズ変更、背景の追加など、様々な変更にも後日対応も可能です。
  • 作成した作品はSNSなどで共有できます。大判ポスターや、Tシャツ、マグカップなどの作成などデジタルデータなのでいつでも活用が可能です。

デメリット

  • 手書きほどのイラストレータのスタイルが出せない場合がある: デジタル下絵がベースとなるため、手書き作品のような似顔師による個性がやや欠ける場合があります。しかし、手書きでの修正や加筆を加えることで、この点を補うことができます。

選び方のポイント

ペット似顔絵・イラストを選ぶ際には、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 予算: 予算に合わせて、手書き、アプリ・ソフト、デジタルアートから選びましょう。
  • 納期: 急ぎの場合は、アプリ・ソフトやデジタルアートがおすすめです。
  • クオリティ: 高品質な作品を求めるなら、手書きやデジタルアートがおすすめです。
  • オリジナリティ: 作成してもらった作品を、自由にSNSや待受けに利用したり、Tシャツやマグカップ、ポスターなどを作成するなら、デジタルアートがお勧めです。(全てのコピーライト権利を譲渡してもらえます)
  • 特徴をしっかり伝え、納得した作品を作りたいなら、修正・変更: 修正やサイズ変更が可能な、デジタルアートがおすすめです。
  • その他: ペットの種類、飼い主の好み、利用目的(例:SNSのアイコン、プレゼント、インテリアなど)も考慮しましょう。

まとめ

ペット似顔絵・イラストを作成する際の3つの主な方法、それぞれの長所と短所、そして選び方のポイントを解説しました。

あなたの大切なペットにぴったりのスタイルを見つけるための一助となれば幸いです。